2012/06/06

インターネットの時代


田舎で育ったせいか、夏はエアコンがないと...なんてあまり思わない。
むしろ夏は多少汗ばんで暑いくらいの夏が好きだ。
運動すると、ダーッと思いっきり汗をかくし、その方がキンキンに冷えたビールもおいしく飲める。

僕にしたら夏になると屋内施設の中はどこにいっても冷房が効きすぎている。
この6月でも、すでに毎朝の通勤電車で寒いくらいに冷房が効いていて、ふと、今は日本にある54基全ての原発が停止している状態なのに、いいのかな、そんなにガンガン電力使っちゃってとか思ったりした今日この頃。

このまま大飯原発を再稼働しなくては、この夏大変な電力不足になってパニックになりますよなんテレビや新聞で必死になって原発再稼働を推進しているが、きっと再稼働させないと困るのは一部、国の上の方でいい目をしてふんぞり返っている様な人たちの都合で、僕らのような庶民からしたら今のままでも、皆が少しだけ節電を意識すれば充分に電力は賄えるんじゃないのかなんて思ったりする。
何より過去に大地震のあったその土地で、何の改善も安全性も確保されていないまま、大急ぎで原発再稼働なんていうのは想像しただけで恐ろしい。
第一、大事故を起こした福島原発の収拾もまだついていないのにひどい話だと思う。

インターネットの時代のおかげで、テレビ、新聞は都合のいいように嘘をつくし、政治家や裁判所や検察が行ってきたとんでもない悪事が多くの国民にバレてしまいつつある。
正直、権力側としてはやっかいな時代になっちゃったなーというところだろうと思う。

電気を贅沢に使って生活して、それで豊かな生活なんてのはちょっと昔の話。
限りある地球の資源、どっちにしても節電するに越したことはないというのが僕の考え。
よく言われるのが家庭での節電対策として一番効果があるのが、テレビを付けない生活。
効果はエアコンを止めるより1.7倍の節電効果。
それなら、いっそのことテレビ放送自体を止めにしたって、インターネットの時代だから昔と違って誰も困らないんじゃないかと思う。
エアコンを止めたり、計画停電なんてするよりよっぽど効果的で大きな節電になると思う。

ラジオを聴いたり、本を読んだり、暑い暑いと言いながら連れや仲間と冷たいビールでも飲みに出ている方が、ずっと豊かで人間的な生活だと思ったりもする。